裏ワールドカップ団 第2試合

「じゃあ特訓するぞ」
「よっしゃ」
「頑張るで」
「やるで」
「任せとき」

「なんというか、うざいし、前回殺しすぎてツッコミ役が足りない」
「気にしたらアカンで」
「せやで」
「人生前向きやで」

「どれが本物なの」
「ワイがYや」「ワイがYや」「ワイがYや」
「もういい、ごめん」

「ボールもってきたぜ」
「ボールです」
「やけに小さいボールだな」
「せやな」「せやな」「せやな」
「とにかく練習あるのみだ!」

「へいパス」
「パスやで」パス-
「あー」
「パスカットやで」
「そこをとっていくで」
「シュートいくで」
シューッ
「うわー」
「そうはさせるかやで」
「ちょっとまって」
「なんだよ」
「味方の見分けがつかないんだけど」
「まあいいじゃん。みんなそれなりに強いし、俺はみんなわかるし」
「すごいな…でもポジションとか困るんだけど」
「細かいことは気にするな」
「…せやな…」


はたしてIceは見分けることができるのか!?

裏ワールドカップ団

「おい」
「はい」
「ワールドカップ出ようぜ」
「出れるわけないじゃん…」
「それな」

「あきらめたらそこで試合終了やで」
「Yさん!」
「ワイは昔サッカーのゲームやったことあるで」
「心強いな!これで優勝まちがいなしじゃん」
「そうかなあ」
「でも、5人しかいなくね?たまは胸ないからムリじゃん」
「そうだ、サッカーって11人いるじゃん、馬鹿じゃんこいつ」
「は?うるせーよ」ボカッ

だんごむし死亡

「ああ貴重なメンバーが!」
「4人しかいないじゃん…」
「メンバーなんて勝手に集まるっしょ」
「なんで」
「まずさ、どこ代表なの?日本なの?許可とったの?」
「うるせんだよハゲ」バシッ

Ya-1死亡

「あーあ」
「これじゃ本当に…」
「大丈夫や」
「なんで。だって3人しかいないぞ」
「ワイが9人分になる…」

ザッザッ

「あれはいつぞやの偽Y=Ax軍団!生きてたのか」
「やったぜ!」

果たして優勝することができるのか!?

ゆでたま殺人事件 File.3

「犯人は…!誰なんだ!」
「この事件に犯人はいない!」

「な、なんだってー!!」

「どういうことだ?」

「これは不幸な事故だったんだ」

「因果応報やな」

「転んだ拍子にこの小さいゆでたま
大きいゆでたま
に刺さったんだ」

「そうだったのか」

「なるほどなぁ」

「待てよ…!じゃあ、小さいゆでたまはなんで死んでるんだ!!」

「それは…小さいゆでたま
さらに小さい小さいゆでたまが刺さったからだ」

「そんな…!事件はつながっていたっていうのか」

「じゃあ、その極小ゆでたまはなんで死んだんだ!!」

「…聞かなくてもわかるだろう」

「そんな…じゃあ、この事件には終わりがない…!?」

「ゆでたまがこの世に生を受けたときからずっと続いてきた輪廻に、ついに囚われたというところかな」
「それじゃあこれからも…」

「大変だ!あそこを見ろ!」

「で、でかい!胸は小さいけど

「こりゃまずいぜ」

「あっちにも!!」

「でかすぎる…!胸は小さいけど

「これ以上ここにいると危険だ!脱出しろ!!」

「くっ…一体どうなってしまうんだ…!」

ゆでたま殺人事件

「ただいま」

ガチャッ

「!?」







「死、死んでる!?」

「待てアイス!!」

「はっ」

「お前よくも…」

「違うんだ…ゆでたまが勝手に…」

「なんだなんだ」

「どうしたどうした」

「大変だ…アイスが…ゆでたまを…」

「なにぃ!いつかすると思ってたが…」

「因果応報やな」

「俺は犯人じゃない。証拠に、買ってきたての肉まんがある。レシートも」

「マジか…じゃあ違うな」

「証拠歴然やな」

「じゃあ、犯人はこの中にいるってことじゃん?」

「犯人はこの中にいそうだな」

「いや、待て…。犯人はこの中にいる!!
ドン

「異口同音やな」


果たして犯人の正体とは…!?つづく

ゆでたま殺人事件 File.2


              ↑死んでる


「まず死因を調べよう」

「胸を刃物で一突きか…」

「くっ…もうすこし胸があればこんなことには…」

「胸囲格差社会やな」
「凶器は見つからないな。処分されたか…」

「とりあえずみんなのアリバイを調べよう、何かわかるかも」




〜ぱん〜


「俺は他の部屋に居たから何もしらない。物音も聞こえなかった」

「マジか。誰かと一緒に居た?」

「いや、一人だった。証明できるやつはいないかな」

「アリバイはナシか…」




〜Y=Ax〜


「ワイはポケモンしてたから知らんなぁ」

「ふむふむ…ん?」

「どうした」

「Yの頭のとがってるトコ…ちょっと血がついてるぞ!!」

「ま、まさかそのツノで一突き…!?」

「こ、これはちょっと…転んだだけや。関係ないで」

「く…俺たちに血液鑑定をするぎじゅちゅ力はない。怪しいが、わからんな」



〜だんごむし〜


「俺はしばらく来れなかったからわからないな。久しぶりに来たらゆでたまが…」

「待てよ。お前確か…服の下に隠し腕があるな!?」

「見せてみろっ」

「あっ!血が」

「ち、ちが…これは、作業中に指を切ったときに…」

「なにぃ」

「ほら、指が切れてるでしょ。ほらね。ほらほら」

「わかったわかった。」

「ほら!見てほらほら!!」

「うるせえ黙れ刺すぞ、しかし、後で切った可能性もあるか…」


〜Ya-1〜


「そういや、お前は」

「俺か。俺はうこしてた」

「証拠はあるのか」

「ああ、今もトイレに」

「流せよ!!」

「だって、アイスが大声で叫ぶから…」

「流してから来いよ!!」

「ううむ…だが、うこがフェイクの可能性もあるな・・・」




「よし、関係者の証言もそろったな」

「犯人がわかったぞ…!」

「本当か!」

「ああ、犯人は…!!」

犯人は誰だ!?まて次回

アイスVSマグロ 2日目

アイスは漂流していた
釣れないまま何日も…
もう食料も尽きようとしていた…
死ぬ… 死にそう… もうだめだ…
そんなことを思っていたときだった。

「ワイは神や」

神が降臨した

「お、お前は…」

「ワイがY=神や」

「そうか…そうだったのか…」

「ワイと一緒に来よう…」

こうしてアイスは死ぬかと思われた
でもワイは間違えてゆでたまの魂を持っていったのだ
アイスは助かった

「もうマグロをとるなんていわねえ…これからは真面目に生きよう」
「ああ、あいつの分もな…」
「回転寿司行こうぜ」
「そうだな」

こうしてみんなは幸せな時を過ごした

終わり

アイスVSマグロ 1日目

「さて…さっそくマグロを釣るか。」
アイスは100均で買った釣竿で釣りを始めた。
「エサはとりあえずミミズでいいか」
「待て」
「な、なんだ…この頭に響く感じの声は」
「私はミミズの中でも最高の権力を持ったミミズ神です。助けてください。」
「ミミズはミミズ。おとなしく針に通されろ」
「私は全てのミミズを操ることができます。助けてくれたらお礼をしましょう」
「なんだと…」
「私以外のミミズを集めて巨大エサを作らせましょう。それならマグロも釣れるでしょう」
「確かに、それはいい考えだ」
「でしょう」
「しかし」


「お前は神として失格だ!!」

アイスに慈悲は無い

アイスはミミズ神に針を通した

ブシャー!!!

「グアアアア」

その一撃は確実に急所を貫いた

「真の神なら他のミミズを護ってやるのが正しいはずだ!!」

しかしアイスの激怒は治まらなかった

グリグリグリ
ブシュウウウ

その怒りが針を伝わりミミズを襲う

「貴様…全てのミミズを…敵に回したようだな…これから刺客がお前をおそ…う…」
「ミミズなど怖くは無い。俺が怖いのは、自分を曲げることさ」

アイスは誇りを持っていた

「ぐふっ」

故に勝った

「そんな」


アイスはミミズに勝った!!


「ばかな…」


ミミズ神死す

「しまった…ミミズ神を殺したことで他のミミズが海に逃げてしまった。」
「こいつ一匹でマグロを釣るしかないか…」

アイスの戦いは続く…