別れの時

これは、少し前のお話
「やっと俺たちもカロス地方にいけるな」
「イッシュもいいとこだったよな」
「ま、人それぞれやね」
「そういや、ぱんは？」
「そういえばいないな」
「あいつは、アイスが呼びに行ったぞ」

「おい、ぱん！！」
「なんだ」
「お前…行かないのか！？」
「そうだ、俺にはやるべき事がある」
「バッバカヤロウ！」
ﾊﾞｷｯ
「裏ポケ団は…ずっと一緒だと言っただろ！」
「それはどうかな」
「なに」
「同じ団だからといって同じところに居なきゃいけないのか！？」
「そ、それは…活動のために…」
「それは違う！！」
「！！」
「ポケモンを愛する心…それさえあれば、俺たちは繋がっているはずだ」
「ぱん…」
「俺はここに残る。だが、ポケモンをやってるなら同じ事だ。俺たちは仲間だ。」
「ち、ちくしょう！！」
ﾊﾞｷｯ
「何しやがる！！」
ﾊﾞｷｯ
「お前…一人だけかっこいいこと言いやがって…！」
ﾊﾞｷｯ
「いい加減にしやがれ！！俺だって怒るぞ！」
ﾊﾞｷｯ
「うっ」
「たま！？」
「二人とも…やめて…」

ゆでたま殉職

「くっ！お前！」
「これはお前の責任だ！！」
「いいだろう…なら勝負だ」
「なるほど…」
「これが最後の戦いになるだろう」
「これで俺が勝てば…」
「ああ…」
「行くぞ…！」
「来い！！！！」

最後の戦いが始まる(気がする)